子どもが自分で片付けをするために〜息子バージョン〜
セレクト収納プランナー八田和子です。
春に『子どもが自分から片付けをしたくなる収納術』
という講座をMOZOワンダーシティーで開催させていただきました。
子どもが自然に片付けをさせるためには
『動線』が大切。
あなたのお宅では、お子さんのモノを、どこにしまっていますか?
例えばうちの長男が保育園に通っているころ、
おもちゃは、全てリビングの隣の和室に置いていました。
リビングと和室の間にふすまや扉はなく、オープンな状態です。
息子がおもちゃで遊ぶ時は、まず和室からおもちゃを取り出し、
リビングに持ってきて遊びます。
でもね、そのおもちゃを、なかなか片付けてくれませんでした。
そこで、なんで片付けないのか理由を聞いてみたんです。
そしたらね、『部屋が暗いから怖い!!』
って言ったんです。
確かにおもちゃを片付ける時間は、夜が多い。
ただ、リビングに明かりがついているので、大人の私からすると
暗いとは思えない!!!
ただね、子どもからすると、薄暗く感じるようなんです。
もちろん和室に電気はあるけど、子どもは、わざわざつけてくれない。。
娘にも確認してみると、『くらい!』と感じるようです。
このままでは、息子は自分で片付けをしてくれないと思い、
オモチャをそのままリビングに移動させました。
それ以来息子は、使い終わったらしっかり片付けを
してくれるようになりましたよ♪
私としては、リビングにオモチャは置きたくなかったけど、
オモチャが散らかしっぱなしより、自分で片付けてくれる方が断然いいので
リビングにオモチャを置くことに決定!!
あれから数年たち、息子は現在小学3年生。
オモチャの数は減りましたが、今も同じ場所にオモチャが置いてあります。
さらに、勉強用具も置いてあります。
基本的に息子のモノは、このリビングの一角にあります。
息子自身も、ここが自分のエリアだと思っています。
片付けをしないのには、
大人が気づかない理由があるかもしれません!
片付けをしないワケを、お子さんに聞いてみると良いと思いますよ。
ちなみに、我が家の長女と次女はまた事情が違います。
娘については、また次にお話させていただきますね〜。